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1匹はゆう子(サカマキガイの事であります)
1匹は…
形からしてレッドラムズ(か、色的に原種インドヒラマキ)じゃないかと思うけど、どうでしょう?もう少し大きくなってみないと判らないですな。
ゆう子以外の貝がついて来たのは初めてかも。
そういえば友人宅にはイシマキのチビ(5mm程度)がついて来たと言っていた。イシマキついて来ることってあるんですねー。
基本、貝は嫌いではないが
ゆう子だけはどうしてもあの殻の模様と、ついて回る爆殖イメージがダメで
見つけたら取り出してしまう。
水槽は弱酸性に調整してあるから、そんなに増えまくるってことも無いはずなんだけど 睡蓮鉢の中ではまさに爆殖したからやっぱし怖い。
もうちょっと殻がいい色してりゃ、掃除役としておいといてもいいんだけどな。
友人宅で殖えたレッドラムズをいずれ里子に貰おうと思っていたけど、もしこの子がレッドラムズだったら、これはこのままでいいか。2匹いたら殖えるしな…。
【分類】 中腹足目 リンゴガイ科
【種名】 スクミリンゴガイ < 竦み?林檎貝 >
【学名】 Pomacea canaliculata
【英名】 Apple snail
【原産】 南アメリカ-アルゼンチン-ラプラタ川流域
【分布・生態】
西日本広範囲に分布を広げている。主に水田や用水路に生息
※要注意外来生物指定
水槽内で増えすぎたからと放流は絶対に止めましょう。流すくらいなら責任もって食え。
タンクメイトで好まれているアップルスネール、実はその名は俗称で、本名はスクミリンゴガイと言い、この種の黄色いものを改良固定したのがショップによく売られている、つやつや濃黄色のもの。
有名な呼び名はジャンボタニシ。タニシじゃないのに。
苔掃除人としてよく導入されているが、私的見解で言うなら苔掃除にはあまり役立っていません。が、残り餌の掃除は相当な能力です。というかエビの餌を我先に奪って食います。
1981年に食用として長崎・和歌山へ輸入され養殖されるものの需要が無く失敗…エスカルゴ代用を狙ったそうだが、味が消費者に受け入れられなかったようです。ツッコミどころ満載。
廃棄も適当になされた為、そこから野生化したものが今着々と住処を広げている。
要注意外来生物に指定されている辺り、相当パワーがあるんでしょう。
実際水槽内でも、エサの争奪戦にはかなり強く、ひときわデカイ体でエサを抱え込んでもぐもぐ食う姿は見ものです。アカムシをやったらうどんをすするようにつるつるっと飲み込んでいたのが面白かった。
野生では稲やその他栽培植物が食害される事もある…つまり水槽でも水草が食われたりする。
でも、見る限りでは肉(死体)や普通のエサを好んで食うため、水草に被害が出た、ってことは現時点では特にありません。出ても気が付いてないだけかもしれないけど。あ、水草をよく押し退けて歩く為、せっかく植え込んだ草がよく抜けて浮いてる事はあります。あれは確かにムカつく。
寿命は3~5年と言われるが、それも環境次第で、室内で6年くらい生きた物もいるとか。
環境が良いと成長速度もはやく繁殖も盛ん。エサが多いと本当にすぐ大きくなる。
よく雌雄同体と間違われているが本当は雌雄異体。
一応殻の形で見分けられるようで、オスは貝フタが内側に湾曲し、殻のフチがラッパ状に広がる。最終的にはメスのほうが体が一回り以上大きくなる。
体長は一般的な成熟個体の殻高が4cm前後。
福岡で昔8cmくらいのが見つかった事があるらしい。8cmのアップルが水槽にいるのを想像するとちょっと笑える。
産卵後すぐの卵塊はキレイな紅色で、日ごとに白っぽくなる。1回に200~700個程の卵を産み、条件次第で2・3ヶ月の間に週2度のペースで産卵する。
原産地が南米のせいか、寒さにはちょっと弱い。
水陸両生。小さい頃はエラ呼吸オンリーだが、大人になると肺呼吸もする。
だから水から出ても平気そうなんだな。
結局キューブのアップルちゃんは死亡?してしまった。
なぜ「?」かというと、まだかすかに息があるらしく。
水槽内に置いておくと、身を隠さずにいるためエビが私の隙をみてアップルちゃんを延々つつくようになったのでガラスコップに移しておいたら、何となく身全体が水カビのようなものに包まれてしまい、死んだのかと思って取り出したら、まだ身を縮める反応を微かにする。
これは筋肉が反射しているだけなんだろうか?
それとも息があるんだろうか?
埋めてやろうと思っていたのにこれでは判断に困って、今もテーブルの上に置いてある…。
食用になるそうなのでいっそこの手で焼いてやろうか。大きいし、肉厚の身なのでさぞ美味しそうなつぼ焼きになる事は間違いないです。いや食べない(可愛がってたの食えるか)けど。
ちなみに彼らは寄生虫がいることがあり、しかも人体にかなり有害で死亡する場合もあるそうなので食べる人はよく火を通して下さい。
追記
さっき見たら完全に無反応になっていた。南無。
【分類】 腹足目 アマオブネガイ科
【種名】 イガカノコ < 毬鹿子 >
【学名】 Clithon corona
【分布・生態】
日本国内各地の河口など 汽水域に生息
上から。ウツクシいこの飴色のグラデーションがたまりません
カノコ貝の一種。
サザエイシマキ貝の愛称でよく売られているが、同じアマオブネガイ科ではあれどイシマキ貝属では無かったりする、ちょっと混乱気味なニクい奴。
カラーバリエーションが豊富。イシマキ貝同様コケ取り名人として名高く、かつ観賞するにも見目良いため、近頃はマニアが多いとか。
正面顔。進むにつれホコリが顔面に溜まってきた。
基本的に生息地が汽水域なので、水槽内での繁殖は不可能。
という事は、おそらくショップの生体は100%ワイルドという事で愛好者が増える中採取するだけ採取していたらちょっと問題ですな。
後姿。トゲのバランスが命でしょう。
人工的に繁殖できれば良いけれど、何せ専門設備の整った研究機関ですら幼生の飼育は困難だというから
ちょっとかじったくらいの素人(私)にはまず無理でしょう。
どこか養殖に成功しないかな。需要は結構高いと思う。
長生きさせるコツは飼育水槽へ少々の塩を足してやる事らしいが、それって水草には致命的じゃあ…?
ガラス面から。お口ぶちゅ~。
現時点で寿命に関して、はっきり記述された文献を見つけていないので何とも言いがたいが、その大体のサイズから2~3年程度といわれている様子。(でも、ベリジャー幼生の期間を含めるとどうなんだろう?)
本来、ミネラル分の多い汽水近辺で生活する種なのに淡水生活を余儀無くされているいるわけで、もしかすると野生生活ではもっと長生きするのかもしれません。
※イシマキ同様、殻の頭頂部が大きくなるにつれて欠けてしまうのは殻の形成に必要なミネラル分が少ない淡水生活ゆえとか。
何か調べれば調べるほど、ずーんと重い物を感じます。うーむ。ちゃんと長生きしてもらう為にはどういう飼育法がいいか、今後も色々と調べて行きたい所であります。
一昨昨日に、おそらくヒーターにてヤケドしたと思われるキューブのアップル。
片方の触覚が半分以上焼けて、殻のフチ部分もちょっと焼けた感じ。
ヤケド後すぐから翌日にかけてはのそのそと動いていたけれど、昨日くらいからあまり身動きしなくなった。
水槽前面で、貝フタもせずにだらしなく身をびらびらにはみださせた姿はなんというか痛々しい。
エビにつつかれても身動きしないんで、心配になってちょっとつつくと、反応はするので生きている。
がんばれー。
生きろ。
しかし、ヒーターには目の細かいカバーをちゃんとかけているのに…
触覚は多分アミの隙間から入っちゃったにしても、殻はどうして焼けた??
痛覚ニブそうな(そもそも痛覚あるのか)生き物だから、あったけ~とか思って調子こいてヒーター上部に
長居しすぎたのではなかろうか…。
気をつけて欲しいものです。